今を生きる私たちが、未来の子どもたちにどんな千葉を引き継ぐことができるか、一緒に考えることができれば嬉しいです。          


by bakin_yume

カテゴリ:原発・放射能・再生可能エネルギー( 34 )

5月26日 蘇我勤労会館で「千葉県放射性廃棄物を考える会」主催の a0247884_11094348.jpg
「処分問題を考える蘇我地区住民集会」が有り、行ってきました。
その報告も兼ねて。


4月末に 新港クリーンセンター近くの千葉市中央区の
東京電力火力発電所の敷地内に「放射性物質を含む指定廃棄物の
処分場が候補地に選定されました。




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新港クリーンセンターには年には何度も自己搬入
しています。JFEの引き込み線をわたって
クリーンセンターまでの道、3.11以前はそうでは
無かったと思いますが、3.11以後 道が波打っています。
3.11直後、浦安の道路を走った時を思い出します。
おそらく、液状化の影響かと思います。

約1年を掛けて 6回の有識者会議と4回の市町村長会議を経て
今年4月24日に環境省から、森田県知事、熊谷千葉市長に選定結果
報告が有りました。

現在、千葉県内でも新港清掃工場ほか18ヶ所に一時保管されています。

「指定廃棄物」とは
8000ベクレル/㎏超の放射性セシウムを含み、環境大臣が
指定した廃棄物のことで、管理は放射性物質汚染対処措置法に
基づいて、国が処理を行う。

この8000ベクレル/㎏が安全かどうか、人体への影響がどうか、
専門家でもそれぞれ言うことが違うと思います。
私は、管理を国が行う事自体、安全でないからだと
単純に思っています。

まとめると個人的意見が入ってしまうので、
以下、少しずつ 読んでみてください。

環境省 放射性物質汚染廃棄物処理情報サイト

パンフレット(簡単でわかりやすいです)

千葉県における取組


                           つづく


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by bakin_yume | 2015-05-27 22:54 | 原発・放射能・再生可能エネルギー
夕方のニュースで とんでもない話が。

2011年7月にスタートしたFIT
電力会社が購入する再生可能エネルギー固定価格買取制度)
の見直し案が経産省の専門家会議で出されたということです。
日本各地で太陽光パネルを付けた家が増え、再生可能エネルギーを
利用した発電が広がってきているのに。
これまでは電力会社が制限できるのは限度があったのが、
電力会社が買い取る電力量を調整しやすくするために発電事業者
だけでなく、一般住宅についてもいつでも送電中断を要請できるように
見直す案で、来年早々にも適応されるとのこと。
ほんまかいな。 って、言いたいですが、そういう話はかなり前から
でていたようです。
これも、衆院選で自民党が大勝し、電力会社との強い利権の繋がりの
結果だと思います。

その裏には、原発再稼働。
本日、適合申請が出された建設中の青森県大間原子力発電所は
MOX燃料を全炉心に装荷出来るそうだが、MOX燃料を使用した場合
制御棒の効きが悪いなど、もし事故が起こった場合は、汚染範囲は
ウラン燃料の場合の4倍、燃料コストもウラン燃料の数倍と言われています。

これを許して、本当に良いの?


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by bakin_yume | 2014-12-16 21:36 | 原発・放射能・再生可能エネルギー

千葉県、最低の投票率

12月14日の衆議院選挙、千葉県の投票率は51.24%、戦後最低の投票率だったそうです。
どうして、投票にいかない人が半分もいるのでしょうか。
期日前投票も気軽に出来るようになりました。
投票に行かなかった人に聞いてみると、
インターネット投票ができるのなら投票していたと思う。
駅など通勤途中にできたら。
自宅のある限られたところ以外でもできれば。
確かに、投票のシステムについては時代遅れの感じはします。
平成27年10月からマイナンバーが付きますが、投票にも活かせていければと思います。
それでも、無関心な方にはどうすれば、いいのか。

11月27日の川内原発の補正申請についてのニュースを見てから
選挙中は原発の文字を見ませんでしたが、
原子力規制委員会は、福井県の高浜原発3・4号機の合格証を17日に公表する予定。
建設中の青森県大間原発は、原子力委員会に適合審査を本日(16日)申請。

11月26日には熊本の阿蘇さんが噴煙を上げ、
今日、北海道の十勝岳も火山活動が活発化し、
1000年に一度の巨大地震の時期と言われることもありますが、
800年代、富士山の噴火を始め、M9クラスの地震や火山噴火が
起こっています。
それを考えるだけでも、原発稼働はぞっとします。

日本に住む私達の問題なのに・・・・・。


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by bakin_yume | 2014-12-16 17:57 | 原発・放射能・再生可能エネルギー
11月21日に解散し、12月2日に公示された 衆議院選挙、
何処に行っても、候補者の名前を連呼する選挙カーが
通ります。

原子力規制委員会から不十分と指摘を受けていた
九州電力は、12月上旬から下旬にかけて、
川内原発の工事計画と保安規定の補正申請書類の提出を
行うというニュースを聞いたのは、11月27日。
それ以後、川内原発再稼働の「川」の字も耳にする
ことがほとんどありません。
原発再稼働をひた隠しにした衆議院選挙。
もし、本当に安全と思っているのなら、
堂々と、原発再稼働を表に出して戦えると
思いますが、安倍首相はじめ、自民党の方々も
本心から安全と思っているのでしょうか。


阿蘇山が噴煙を上げたのは、11月26日。
私は、「原発再稼働すれば、危ないぞ」という
警告のように思えます。
川内原発から阿蘇山まで約145キロ
桜島まで約50キロ。

でも、何処に、誰に投票すれば日本が良くなるのか、
難しい選択です。



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by bakin_yume | 2014-12-11 23:36 | 原発・放射能・再生可能エネルギー

わたしと地球の環境展

東京ベイ幕張ホールで開催中の「私と地球の環境展」に行ってきました。
主催が創価学会「わたしと地球の環境展」千葉展実行委員会でしたので、
行きたいけれど、どうしようか(勧誘されたらどうしよう)迷いましたが、
行ってきた友人から、「良かったよ」「勧誘もなかったよ」と聞いて、
行ってみました。
それぞれのパーツでは数分の映像などで紹介されていました。
これまでもみてきたもの、聞いてきたことが多い中で、2つの印象に
残ったこと。

1つは、モルフォチョウの表と裏の顔の違いです。
よく知らてれいるのは美しいブルーの羽根の標本ですが、
何と、裏を見れば、茶色をベースにした蛾とも思える
ような姿です。
「見た目の美しさに惑わされるな」とモルファに言われている
ような気がしました。

もう1つは、ケニア先住民のことわざです。
地球を大切にしなさい。
 それは親からもらったものではなく、
 子供たちから借りているものだからだ
子供たちは未来の希望です。
その希望である未来の子供たちに負の遺産を残してはいけないのに、
子供たちに借金をたくさん残してしまった私達。
これ以上、負の遺産を増やしていったいいのでしょうか。

川内原発再稼働に向けての動きが確実に進んでいます。
鹿児島県議会の大多数をしめる自民党議員団は再稼働を
認める方向だそうです。

最終処分が決まらない高レベル放射性廃棄物、
原発は「トイレのないマンション」とも言われます。
人類の歴史で水洗型のトイレが6000年前にはあったことを考えると、
「トイレのないマンション」と言われる原発をどう考えるのでしょうか。
昔、セーヌ川に汚水を流していたパリの臭いはすごいものだったそうで、
そのため匂いを消すために香料が発展したとも言われています。
この「トイレのないマンション」の香料に変わるものは、放射能を
無害にするものしかないと思います。
それができない以上、未来の子供たちのために原発の再稼働は
しないでほしいと思います。

生物多様性、持続可能なしぜんエネルギーについて、簡潔のわかりやすく
展示してあると思います。初めて目にする方にもわかりやすいと思います。
後2日ですが、お時間のある方は どうぞ。

入場無料、駐車場代も券がいただけます。



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by bakin_yume | 2014-11-04 19:32 | 原発・放射能・再生可能エネルギー

 連続講座第5回は、スウェーデン社会研究所の須永昌博所長をお招きして

「スウェーデン社会とエネルギーの事情~原子力の将来~」と題した講演でした。


須永所長は冒頭で

「どうしてスウェーデンはそういうような考え方をするのか、どうして

そういうような政策ができてくるのか、これに3分の1ぐらいを費やしたい

と思います。(略)例えば少子化の対策の問題ですとか、高負担、高福祉

という国のイメージが強いと思いますが、どうしてそうなのか、そのへん

全てに通じる、結局問題のベースは同じだと思います。その上にエネルギー

があり、福祉があり、税金があり 民主社会がありという構造は、これも

世界何処も同じですので、できるだけ最初の部分の方を私はお伝えたいと

思っております」

と言われました。


 確かに、スウェーデンについては、税金は高いが、大学まで無料とか

医療費が無料、そしてバイキングの子孫ということが頭にパッと浮かびます。

しかし、日本に比べるとかなり北に位置し、想像のつかない寒さであろう

ことはわかります。


 高校だったか、中学だったか、社会の授業で

 「手を伸ばせば食べるものを得られる南の国と

 手をかざしただけで凍傷になり命が危ない極寒の国」

 という比較から それぞれの国の社会のシステムを学んだことを

 思い出しました。

 現在のその国のあり方は、そういう国土の環境の上に 歴史を

 積み重ねてきた、そんなことを学んだことを思い出しました。


 須永所長のスウェーデンの話をきいて、

 日本は明治維新以後、欧米のやり方を模倣し、追いつけ追い越せで

進んできました。しかし、環境、風土、国土の位置、その中で生きて

きた人たちの歴史が違います。日本は 日本の環境、風土、そして、

これまでの歴史、それらの上に今があるのは事実です。今の日本は、

なんだか、欧米社会の手のひらの上で、アジア諸国の手のひらの上で

右往左往している、そんな気分です。

 でも 今、急に 変えようなんて、無理なことだと思います。

須永所長の言葉に中に、「時間をかけて、20年、30年。40年かけて」

とありました。これまでの日本の歴史を振り返りながら、今、どう

すべきか、未来をに向けてどうすべきか、を考えていかないと、

日本丸は大波が来るとすぐの壊れてしまう舵しか付けられないような

気がします。


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by bakin_yume | 2014-07-23 16:36 | 原発・放射能・再生可能エネルギー

 川内原発の再稼稼働について、原子力規制委員会は 新しい規制基準に

適合していると判断をしました。しかし、田中委員長は「審査はクリア

しても安全だとは言わない。これがゴールではなく、ますます努力する

必要がある」と付け加えました。では、規制委員会は何をもって新基準に

適合していると判断したのでしょうか。


 更に不思議なことに、住民や影響を受ける一般市民の避難については

新基準にも入っていません。確かに 田中委員長がハードな面はクリア

したと言われていますように、住民避難については 自治体にお任せの

ようです。


 川内原発の住民避難については鹿児島県の伊藤知事の要援護者の

「避難計画は作らない」、「どうせ実現しない」発言。どうせ実現しない

ということは、計画してもその通りの避難は出来ないとも解釈されます。

TV報道で、避難経路にあたる道路はすぐ横が海であったり、片方が切り

立った崖であったりと、大きな地震が起こった場合は津波やがけ崩れで

避難できない可能性も大きいです。

 さらに 本来なら自治体が策定するはずの避難計画が病院や介護施設に

丸投げ状態で押し付けられているのが現実のようです。

 今回の川内原発再稼働に向けてのことだけでなく、一人一人の国民の

命の安全は どうでもいい、そんなメッセージを感じます。原発だけでなく

災害が起こった時、結局は自分の命は自分で守れ、自分の力で生き延びろ、

そう言われているような気がしてきます。

 秋にも川内原発の再稼働の可能性がありますが、住民避難計画もできていない、

緊急事態対策の施設の整備もできていない中、何故、再稼働を急ぐのか。

 日本は原発を輸出しようとしています。輸出する以上、国内の原発再稼働が

必要ということでしょうか。だって、売る側が大丈夫ですよ、と言えない物を

使ってもいない物を買うことできますか?

 国民の安全を置き去りにして 原発輸出のためのパフォーマンスをしようと

しているようにみえるのは、考え過ぎでしょうか。


  


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by bakin_yume | 2014-07-22 23:41 | 原発・放射能・再生可能エネルギー
市民の、市民による、市民のためのエネルギー講座第3回は、
原発の是非ーその判断の根拠は? という非常に興味深い題名でした。
講師は、元千葉大教育学部教授の稲葉秀明先生です。

稲葉先生は 3.11以後、科学者の責任としてご自分でも勉強されてみえたそうで、
資料も 改めて原発とはどういうものかを再度確認できるものでした。

稲葉先生の講義の前に
福島第一原子力発電所の汚染水が海に流れだすのを防ぐために建設されていた
凍土壁の問題、さらに結果的に予定通り凍らないという報道がされました。
何事も 100%ということは無い、というのが私の考えですが、
今回も「またか」の後に 計画の甘さに 言葉が続きません。

稲葉先生の講義の冒頭で
原発問題を考えれば考えるほど、賛成と反対が極めて明確に分かれていく、
という事実があります。なかなかその中間というのはない。それで絶対安全と
いう人達がいるかと思うと、それに対向するかのように、極めて危険というのが、
あらゆる場面で平行線のままきてる。これを二項対立というふうに表現している
と言われました。
確かに 何事も持論が正しいと強調すれば、接点を求めるのは難しいと思います。
しかし原発に関しては、福島第一原発事故から3年以上すぎても、汚染の広がりを
克服できない、現状を見ても、絶対安全なんて どうしたら言えるのか。

その二項対立を克服する道として稲葉先生は
市民参加といいますか、一人一人の国民というか皆さんが、どういうふうにこの
議論の中に参加して、世論を形成していくのかというのが一つの克服する道じゃない
かなと思うわけです。
と提案されています。
政治家におまかせではなく、様々な情報を得て、判断し、どうすべきか、私達自身が
考えて、発言していくことが大切だと私も思います。
そのためにも この連続講座を情報を得る1つの手段として、参加してほしいと思います。

稲葉先生は
科学への信頼が揺らいでいる。小保方さん問題もそうなんですけども、そこのその
原因というのを考えますと、科学の領域からの踏み越えというのがあるんじゃないかと。
つまりその絶対安全なんて本当は言えっこないんです。それを言っちゃうということ、
それが問題だということです。その1つが隠すといいますか、情報をこう隠してしまう。
それから安全かどうかわからんというかグレーゾーンといいますか、そういうところを
どういうふうに考えていくかというのが非常に問題だろうと。」
科学だけでなく、あらゆるものが100%安全ということはないと思います。
安全でないから、安全対策がなされるのであり、より安全を求めて技術も進んでいくのだと
思います。福島第一原発事故直後も情報が国民には知らされなかったことがありました。
そうやって隠されると、「未だ何かあるのでは?」と さらに 「原発反対」の声が
大きくなると思います。
原発推進派のある教授が ある講演会で原発事故と自動車や飛行機の事故を比較して
こんなことを言われました。「飛行機は事故が起こればほとんど全員が死亡する。
この講演の帰りに自動車事故に合うかもしれない。でも、みんな飛行機や自動車に
乗る」事故の確率ではなく、原発事故が起きれば、未来の安全をも奪ってしまう、
そこに住むことができなくなってしまう、私が原発に反対する一番の理由は
それと 廃棄物が10万年以上安全に処理できないことです。

宇宙戦艦ヤマトというアニメがあります。第1作目は放射能に汚染された地球を
救うため、放射能除去装置を14万8千光年離れたイスカンダルまで取りに行くという
内容です。そういうものが発明されれば、少しは 考えるかもしれません。
三菱重工だったか、開発したという話も聞きますが、本当にできればいいですね。





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by bakin_yume | 2014-07-08 00:02 | 原発・放射能・再生可能エネルギー
「市民」とは、

千葉大学大学院工学研究科の佐藤先生から わかりやすい説明がありました。

 この連続講座の「市民」という言葉を聞いて 
「千葉市民でないけれど参加できますか?」という声を複数聞きました。
千葉市で「市民」と言われると、確かに 「千葉市民か」と思いますが、
「市民」を辞書で引くと 一例として
・市の住民、都市の住民
・社会を構成する自立的個人で政治参加の主体となる者。
とあります。
連続講座でいう「市民」は後者になります。

佐藤先生がのべています。
「『自立性』という言葉とか、『公共性』という言葉、それから『能動性』と
いうような言葉を深く含めたものとしての『市民』」
「個人というのが責任をもって判断できるというような人をあらためて『市民』という」
そして、
『市民』と『自立して考える市民像の確立』ということを意図しまして、
『市民の、市民による、市民のためのエネルギー講座』ということを企画しました。」と。

 「市民」の意味、少しは分かってもらえましたでしょうか。

 「どうせ、・・・・」そんなことを言って 何もしなければ、声を上げなければ
決して私達が良いと思っている方向に変わる可能性は少ないと思います。
オイルショックだ、バブル崩壊だ、と生活が180度変わっても、また、
同じことを繰り返していたら、「契機が上向き」になっても、いつかジェットコースターの
下りが待っているだけかも。
人任せでなく、自分で考え、行動できるような「市民」に みんなでなりたい。
だって、一人では動かせないものも、大勢なら動かせる可能性も大きくなるから。


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by bakin_yume | 2014-07-01 23:18 | 原発・放射能・再生可能エネルギー
エネルギーの無駄をなくそう!!

小澤先生の講演の中で無関心でいてはいけないと感じたのは、
投入されたエネルギーが全て活用されるのではなく、そのほとんどが
損失し、実際似活用されるのは投入されたエネルギーの1割~2割
位だという話です。
原発の発電でも 投入されたエネルギーの内、3割しか活用されていない
と聞いたことが有ります。
「日本に投入されたエネルギーの総量。これに対して使った量は3分の2
ぐらいだった。実際に使った量は3分の2ぐらい。つまり3分の1はどこかで
消えているわけです。」と小澤先生。
では、3ぶんの1はどこに消えたのか?さらに先生は
「実際に本当に私たちが必要なものに使われているエネルギーは投入
エネルギーの例えば2割とか、もしかすると1割くらい、そんなくらいに
なってしまうかもしれない。こういった無駄なことをやってエネルギーを
浪費しているのが今の社会です。」と。
私が理解できる説明は
「発電用が増えれば増えるほど、損失が増えてしまうことになります。
最終エネルギー消費、この3分の2が、投入の3分の2が全部使われているか
というと実はそうじゃなくてこの使うところでも損失があります。」
「運輸用はほとんど自動車燃料、ガソリンあるいは軽油ですので、
エンジンのエネルギー効率、利用効率が2割から2割5分くらいしかない。
燃やしたガソリンの4分の1くらいしか推進力にならない。ですから
運輸部門はこんなに損失が多いわけです。」
「典型的なものは暖房や冷房に使うエネルギーです。特に冬場の
暖房期間は東日本、東北、北海道では長いですから、これが壁や窓や
天井や床を通じてせっかく投入したエネルギーが逃げていく。」
なるほど、投入した熱量が有効的に利用されていないということなんですね。

そういえば、我が家はガスですが、お風呂やキッチンでお湯を出そうと思うと
しばらくは水が出てきます。お湯を使わなくなっても、しばらくは水用の蛇口から
お湯が出ます。その水道管に残ったお湯はいずれ冷めて行きます。これも
エネルギーの無駄なんですね。 家ではそれがわかっているので、上手く
お湯が出るまでの水の利用や 水道管に残ったお湯も使うようにしていますが、
大きく見れば、日本中で そういう無駄がたくさん出ているんですね。

では、そのムダをどうすれば 無くすことは無理でも、少しでも減らせるのか。

小澤先生は、オール電化もモデルにした場合について、
「大規模集中型の遠くにある発電所から来ると60が先ず発電所で失われて、
から運ばれてくるまでに延々と先ずは超高圧にあげてから変電所で下げて
また家の近くで下げてという、この変電のロスも大きい。それから途中の
送電のロスも大きい、100のうち5が失われる。ですから35くらいしか届か
ない。テレビとか照明とか普通電気を使うもの、テレビは電気でしか動き
ませんが、こういったものに14、暖房とかお湯に21使われる。この暖房とか
お湯がミソです。これは500度とか1,000度とか必要ないので、50度、60度、
お風呂なんか40度あればいいわけで、暖房も30度、床暖房が35度とか40度
くらいで十分。そんな温度にわざわざこの電気を使っているわけです。
一方でこの捨てている熱は十分にまだ回収すれば使える熱です。」
そこで、遠くから運んでくる間のロスを少しでも少なくするために
小規模発電所が近くにあれば、ロスも少なくなり、回収も出来るという
ことです。

小澤先生がそのロスを無くす方法として言ってみえるのは
コジェネレーションです。
コジェネレーションとは熱源から電力と熱を生産し供給するシステムで、
発電機で電気を作るときに使う冷却水や排気ガスを給湯や冷暖房に使う、
TVでも宣伝されています。
「電気と熱を一緒にやればいい。そうすると非常に効率、投入エネルギー
そのものを減らすことができる。捨ててる熱をしっかりと回収して
使おうという考えです。これが今の大規模集中型ではなかなかできません。」
しかし、設備に高額な資金が必要になるので、一定の地域で熱需要の大きい
所と組み合わせた地域熱供給システムが良いと言ってみえます。

原発は動かしたくない、化石燃料は使えなくなってくる、それに失う
エネルギーが多いということは、化石燃料産出国に無駄分も支払っている、
そんなこともしたくない、
それには こういう仕組みを知って、どうすることが一番無駄なく
効率よくエネルギーを使えるか、そこから考えないといけないなと
教えられてような気がします。










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by bakin_yume | 2014-06-06 22:27 | 原発・放射能・再生可能エネルギー