今を生きる私たちが、未来の子どもたちにどんな千葉を引き継ぐことができるか、一緒に考えることができれば嬉しいです。          


by bakin_yume

高齢者の問題

23日から25日まで、愛知県に帰省してきました。
父は、今年90歳になりますが一人暮らしをしています。まだまだ、頭はしっかりしていますが、そろそろ、一人暮らしは
心配な様子が見えてきています。しかし、夕食だけは配食サービスを利用していますが、家事をマメにこなしています。私が行くと、男の煮物料理を作ってくれています。
母は、認知症、軽い脳こうそくがあり、転倒による大腿部骨折を境に、病院を経て2年前から特別養護老人ホームのお世話になっています。

母のお世話になっている特別養護老人ホームは、豊橋駅からバスで30分ぐらいかかる福祉村にあります。福祉村とは、病院(内科・精神科・神経内科・リハビリテーション科)老人保健施設、長寿医学研究所、介護型療養施設、療養型療養施設、ケアハウス、特別養護老人ホーム、グループホーム、障害者支援施設、障害福祉サービス事業所などが1つの敷地の中に配置された総称です。
福祉村病院は、認知症専門病院として50年近くの実績があります。障害者の方も高齢になっても 同じ敷地内で介護を受けることができます。

母は、大腿部骨折後、家の近くの病院でリハビリを続けていましたが、認知症と機能の衰えがもともとあり(要介護2)気力が衰えたということで、家族に説明もなく、高齢者には重篤症状の副作用がある薬を投与され、服用をやめてからも全身膠着などのひどい副作用に1か月余り苦しみました。リハビリ病院では、期間の3カ月が迫り、退院への脅迫まがいの言葉もあり、友人から教えられた福祉村病院にメールで問い合わせましたところ、すぐに快く受け入れていただきました。転院後、母は、自力歩行も可能になり、特別養護老人ホームの空きを待ち、2年前に移りました。
病院から移る時も、事前に特養の方が、何度も母と面会し、居住が変わっても不安なく暮らせる配慮があり、移動した後も何の不安もなく、暮らせることができています。

特別養護老人ホームは、全国的にも待ち年数が長く、両親の住む、市町村では 要介護3以上、家族構成も考慮されてA・B・Cに分けられ、Aから順に入居ができるようになっています。在宅といっても、老老介護は限度があり、まして、どちらか、あるいは両方に認知症がある場合は、難しいと思います。子ども世代と同居の場合は、また 違った面の難しさがあると思います。
当別養護老人ホームに入居できても、病気、怪我など 通院が必要な場合は家族が付き添います。入院ともなると、特養の部屋代を支払いながら 他病院に入院という 2重の支払いが発生します。

母のいる福祉村の特養は、看護師が日中は数名、夜間も何かあればすぐに対処できる体制になっています。病院は敷地内にあり、家族が遠方であったり、高齢など付き添えない場合も対応できるようになっていて、認知症が少しずつ進み、機能も少しずつ衰えている母を安心してお願いできています。

私が一番安心でいられるのは、施設の介護士、看護師を始め、お世話くださる方々が、機能が衰えないように、しかし、本人が一番穏やかに暮らせるように、と常に考えて接してくださることです。ときどき、私を見ても、「誰?」という顔をする母ですが 穏やかに「ありがと」と手を合わせる姿に きっと、母も 満足していてくれると思い、私も満足をしています。

施設を増やす、介護者を増やすだけではなく、環境の変化を最低限におさえる工夫として(高齢者にとって環境の変化は心身ともに大きな影響があります)福祉村のような一体型の施設を国として指導して増やしていってほしいと思います。
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右がユニット型の特別養護老人ホーム 
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by bakin_yume | 2012-04-27 23:41 | 独り言