日本一の千葉県不正経理のその後
2012年 02月 18日
2月17日、2月定例県議会の開会に合わせて不正経理(2009年9月に公表された)により
県に与えた損害額返還状況について公表されました。
2009年12月18日の県の「経理問題特別調査結果報告書」では職員からの返還金とは、平成15年~20 年度の管理職で現在(2009年12月18日)も在職している現職管理職によって「職員返還会」が設立され、22年度末までに返還する。業者プール金は、返還できない業者については、職員などの共同による返還額に含めながら、返還を求めていくとあります。
結果、業者から返還されるべきプール金は4割、あとの6割は県職員によって返還されることになりました。
県に返還額が返還すべき10億39百万円を超えたが、返還に応じない業者や職員もいるため返還期限の2013年3月末まで支払いを求めるというものです。しかし、業者が返還しない場合は、県職員が負担することになっています。これでは、業者は本気で返還しようと思うでしょうか。
プール金とはどうしてできたか。
県庁に保管された現金は 県県接待や管理職の飲食など、議会工作、人事工作などに使われたと内部告発に書かれています。また、業者プール金は業者の運転資金にも使われたりもしました。不正に使われたこのお金は、県民が徴収された税金です。私たちの税金が県職員の個人的な支出に使われ、個人企業の資金に使われたのです。それを、2009年2月定例県議会において、「不正経理調査特別委員会」を継続する提案を自民党多数で否決されました。県民の税金を 県職員個人のために、個人企業のために使われたことを自民党議員は許したのだと思います。
では、なぜ、県職員は業者が返還すべき返還金を返還することを認めたのでしょうか。業者にあくまでも返還を請求し続けると自分たちに都合の悪いことを話されたら困るのではないかと思います。
昨年4月の統一地方選挙で、千葉県は自民党が議席を伸ばしました。不正経理を もう 忘れてしまったのでしょうか。
不正経理について、もう一度見直し、皆さんで「これでよいのか」考えてみることも必要ではないでしょうか。
県に与えた損害額返還状況について公表されました。
2009年12月18日の県の「経理問題特別調査結果報告書」では職員からの返還金とは、平成15年~20 年度の管理職で現在(2009年12月18日)も在職している現職管理職によって「職員返還会」が設立され、22年度末までに返還する。業者プール金は、返還できない業者については、職員などの共同による返還額に含めながら、返還を求めていくとあります。
結果、業者から返還されるべきプール金は4割、あとの6割は県職員によって返還されることになりました。
県に返還額が返還すべき10億39百万円を超えたが、返還に応じない業者や職員もいるため返還期限の2013年3月末まで支払いを求めるというものです。しかし、業者が返還しない場合は、県職員が負担することになっています。これでは、業者は本気で返還しようと思うでしょうか。
プール金とはどうしてできたか。
県庁に保管された現金は 県県接待や管理職の飲食など、議会工作、人事工作などに使われたと内部告発に書かれています。また、業者プール金は業者の運転資金にも使われたりもしました。不正に使われたこのお金は、県民が徴収された税金です。私たちの税金が県職員の個人的な支出に使われ、個人企業の資金に使われたのです。それを、2009年2月定例県議会において、「不正経理調査特別委員会」を継続する提案を自民党多数で否決されました。県民の税金を 県職員個人のために、個人企業のために使われたことを自民党議員は許したのだと思います。
では、なぜ、県職員は業者が返還すべき返還金を返還することを認めたのでしょうか。業者にあくまでも返還を請求し続けると自分たちに都合の悪いことを話されたら困るのではないかと思います。
昨年4月の統一地方選挙で、千葉県は自民党が議席を伸ばしました。不正経理を もう 忘れてしまったのでしょうか。
不正経理について、もう一度見直し、皆さんで「これでよいのか」考えてみることも必要ではないでしょうか。
by bakin_yume
| 2012-02-18 23:20
| 千葉県政